大寒と冷えと漢方

daikan

どうも、漢方薬師堂の麦島です。

今日は大寒です。

1年間で1番気温が下がり、寒い日またはその期間のことです。

武道などでは海での寒稽古が行われ、家庭では大寒の朝の水は1年間腐らないとされており容器などにいれ納戸に保管する家庭が多いようです。

さて、気温が下がると困るのはなんといっても冷えです。

冷えはからだにとっていいことがなく、腰痛、不眠、生理不順、不妊など様々な症状がやっかいです。

女性に多い冷えですが冷える季節は男性にも手足などが冷えてくる方が多いです。

寒いと何にもしたくなくなるし、やる気が起きませんね。

そんな方に朗報!冷え、冷え性は漢方薬の出番です。

漢方薬は冷えがちな体質を改善するのも得意ですが、附子(ぶし)という生薬が入った漢方薬もおすすめです。

効くのに時間がかかるイメージがある漢方薬ですが附子の入った漢方薬は別です。

即効性があり、血流を良くし、皮膚温が上がり、鎮痛作用などもあります。

附子は専門的な薬学的な知識が必要で使い方を間違えると有毒です。

昔は毒矢など毒として用いられました。

しかし、解毒をした附子は非常に有用ですし、多くの漢方薬に使われています。

飲めば、からだは温まりますし、血流も良くなり、冷えの様々な症状も気にならなくなるでしょう。

附子の入った代表的な漢方薬は八味地黄丸、麻黄附子細辛湯などがあります。

最近は若い人も冷えに悩まされる方が多いので附子の入った漢方薬を試されてはどうでしょうか。

漢方薬は専門家に聞いてから使いましょう。

漢方薬師堂ではカウンセリング後に漢方薬を選びます。
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