肩こりと漢方

肩こりの原因、恐ろしさ

肩こりは、冷えや湿気といった外的環境によるものから、筋肉疲労、ホルモンの乱れなどのからだの中、緊張、ストレスなど精神的なものによっておこります。

女性、デスクワークの人などは永遠の悩みでもあります。

漢方の考えでは気や血の流れが悪くなって発生します。

頑固な肩こりの場合は、慢性的な血の流れの停滞によることが多く、単に肩こりと言うだけでなく、心臓疾患や脳血管のトラブルにもつながりかねないケースもあります。

なぜ、こるのか

なぜ肩こりが起こるのか。 何かの原因で筋肉に栄養が届きにくくなり、栄養が足りなくなり、乳酸が増え、筋肉がこわばり、コリがでてきます。

ほとんどは筋肉の使い過ぎか、血流障害がです。

漢方による対処

肩こりは慢性的な方が多いですから、痛み止めを服用するなどして一時的に症状を抑えても再び症状がぶり返してしまいます。

したがって漢方では、その人の体質や原因を改善して慢性症状を取ることを目的に治療を進めることがあります。

肩こりの場合では、血液循環をよくする漢方薬、緊張を和らげる漢方薬などを服用していきます。

漢方における「気」

漢方ではよく、「気」の話が出てきます。

目に見えないものなので想像しにくいですが身体にはハッキリ現れてきます。

まずは元気の「気」。元気がある、ない、ありそう、なさそうで身近な表現として使われます。

緊張したり、気が張っているなど疲れますよね?気が張っていることが多くなれば自然と肩に負担がかかります。

肩の力が抜けたとあるように「気」が肩こりに関わりがあることがわかります。

よく使う漢方薬

・二述湯・・・四十肩、五十肩

桂枝茯苓丸・・・血行不良

・葛根加朮附湯・・・首こり、慢性の肩こり、ヘルニア

他にも多数あり、症状、体質により選ぶ漢方薬が違います。

漢方薬師堂はカウンセリングを行ってから体質に合った漢方薬をご提案します。

漢方薬を煎じるのが面倒という方は煎じ代行をご利用ください。

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