がんと漢方

がんと漢方

国立がん研究センターの統計を見ると、近年の癌の生涯でかかる確率は、約54%となっており、二人に一人が一生のうちに癌になるということを示しています。

治療の第一歩は西洋医学です。

最近のガンに関する研究で、昔のようにガン=死というような単純な話しではなく、解明されてきた事が大きいと思われます。

体には60兆近くある細胞のうち、毎日のようにいくつかの細胞はガン化している事がわかってきました。

しかし、体に備わっている免疫機能が働いて、傷ついた細胞を排除することでがん細胞に至らない訳です。

もし免疫機能が落ちていると排除されず細胞が傷ついて、細胞が増えていった結果、5年から10年で癌細胞に進化します。

漢方の得意技

予防と手術後のケア、サポートが得意です。

なんといっても漢方の魅力は自然治癒力の回復、向上です。

西洋医学の予防というのは人間ドックや検診を受けるということになりますが漢方の予防という意味では「気」の力を補い、免疫力アップです。

更に、一定以上の「気」の力(=免疫力)を持ちながらも、「気」が全身をくまなくスムーズに巡ってこそ、ガンを防ぐことが出来ます。

即ち、ストレスによって「気」の流れが滞る(「気滞」)と、自分の持っている免疫力が全身に及ばないことで、できてしまった隙間にガンが増殖する可能性があると言うことです。

最近ではガンに有効であるといわれるキノコ(霊芝、さるのこしかけ、カワラタケ、アガリクスなど)がもてはやされていますが、そういったものを服用する以前に、乱れた体のバランスを整えることも忘れてはなりません。

漢方のケア

手術や化学療法でがん細胞を99%やっつけることができても、生き残っているしぶとい1%が、勢力を盛り返してしまうことが多々あります。

そして、再発した場合は前回よりも状況が厳しくなって、より苦しい思いをされる方が多いのが現状です。

後の祭りですが徹底的に免疫力を向上するように、サポートできなかったことがとても悔やまれます。

がんが発見されると言うことは、かなりの長期間にわたってその方の免疫力が低下していたということになり、たとえその間、西洋医学的に病名がつかなくても漢方的に見ると問題がある事が多く(というか有るので)、エネルギー(気など)不足に陥っている、バランスが崩れていることを漢方で整えながら免疫力を高めていく必要があります。

がんと民間薬

最近では民間薬として有名な白花蛇舌草、半枝蓮、霊芝が有名です。

白花蛇舌草、半枝蓮はがんに効くと言われている食品とは違い、がんに対する有効性は経験的、統計的ではありますが明らかな効くというデータが発表されています。

特に進行がん、再発のがん予防として利用されています。

日々の食事に気を付けることも大切ですが試す価値はある思います。

 

漢方薬師堂はカウンセリングを行ってから体質に合った漢方薬をご提案します。

漢方薬を煎じるのが面倒という方は煎じ代行をご利用ください。

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